私たちは、子育て支援と、女性のエンパワーメント支援を両輪にして、
子育てがもっと豊かなものになるよう、さまざまな方面から活動を行っています。

私たちの活動についてはこちらのメニューからごらんください。

活動の趣旨

 

子育ては喜びの多い営みですが、同時にいろいろな意味で大きな負担と責任をともないます。
核家族化や出産年齢の高齢化、地域社会の子育て力の低下、さらに父親の長時間労働などにより、
この数十年来、子育ての負担と責任は母親一人に集中する傾向しがちです。
一人で重い負担をかかえ、いわゆる”密室育児”の中で苦しんでいる母親も少なくありません。
結果的に育児不安や児童虐待などの深刻な問題が生じています。

このような状況の中で必要なのは、
第一に、子育て中の親が「親力」(親としての能力)を養うこと。
第二に、子育て中の女性が、子育てでキャリアを中断されたり、生き方や生活環境が限定されることなく、自分の将来について希望を持つこと。
わたしたちは、さまざまな形で社会が、そのための「エンパワーメント」(力をつけること)の支援をしていくべきであると考えています。

近年、人がやりがいや充実感を持って生きていくために「ワーク・ライフ・バランス」(仕事とくらしの両立)の必要性が唱えられています。子育て支援も、子育てが一段落した後も含め、女性の人生全体を視野におさめた支援であるべきです。
”子育て”は、女性だけでなく男性もまた、人間的に大きく成長できる人生の重要なプロセスでもあります。
子育て中の親が、この経験を通じて、大いに学び、発見し、人との温かいネットワークを築いていけるよう、わたしたちは子育ての支援・エンパワーメントの支援の両方を目的とする事業活動を行ってまいります。