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第21回はぐはぐ子育て塾を開催

2015年5月19日、第21回はぐはぐ子育て塾を開催しました。

今回は、石川県消費生活センターの松岡祥子さんを講師に迎え、
「子どもの危険をみつける眼」をテーマにお話をしていただきました。
朝からの雨で足元が悪かったせいか参加者は少なめ(11組28名)でしたが、皆さん真剣な表情で松岡さんのお話に聞き入っていました。

 

 

子育て中、特に赤ちゃんや小さいお子さんをお持ちのお母さんは、日々お子さんの安全に気を配っていることと思います。それでも、乳幼児の誤飲事故や 転倒による怪我など、身近な場所で起こる事故は後が絶たないそうです。何でも口に入れたり、大人が思いつかないような行動を取ることで、日常生活の中でヒ ヤッとした経験があるお母さんも多いのではないでしょうか。

 

松岡さんによると、中毒事故の電話相談を365日24時間受け付けている「日本中毒情報センター中毒110番」※には5歳以下の子どもによる誤飲事故の相談が1日70件以上寄せられているのだそうです。


多くが、たばこ、乾燥剤、石鹸、芳香剤など家庭用品等を口に入れることが原因だそうで「そのほとんどの誤飲事故は未然に防ぐことができる」と松岡さん。
薬など医薬品の誤飲、灯油や除光液などの石油製品や、小型ゲーム、玩具、リモコン等に使われているボタン電池やコイン型リチウム電池では重症になる事故も起きているそうです。

 

 

今回、ボタン電池の誤飲の怖さを実際に知るために、松岡さんが鶏肉を使用した実験もしてくださいました。ボタン電池が体液に触れると電流が発生し て、化学やけどが起こるのだそうです。鶏肉の上にボタン電池を置いてしばらくそのままにしたところ、20〜30分後には、鶏肉に電池の形の丸いくぼみ、黒 く焦げたような跡ができていました(怖いですね!)

 

中毒事故は、大人の注意で起こさないように防ぐことが大切ですが、もし実際に誤飲してしまったり、その恐れがある場合は、早急に医療機関を受診、または中毒センターなどに相談しましょう(電話番号は下記)。
また使用済み電池も電流が残っている場合があるそうで、電池を使い終わったら、+−にテープを貼り、電流が流れ出ないようにして廃棄するのがよいそうです。

 

日本中毒情報センターの電話サービス

■「中毒100番」大阪072−727-2499(365日、24時間)、つくば029−852-9999(365日、午前9時〜午後9時)

■「タバコ専用電話」大阪072−726-9922(365日、24時間)

 

以下は、その他講座の内容ですチューリップ
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子どもたちの身近には危険がたくさん潜んでいる。すべての危険を取り除くことはできないが、お母さんたちが身の回りにある危険を知り、取り除くことが大事。

・石油製品を飲み込んだとき、無理に吐かせるのは危ない。口をすすぐか、ガーゼなどでふく、手や顔を十分洗い、医師に相談すること。

・ボタン電池が使われている製品を使うときは、子どもを意識する。電池の交換は子どもが近くにいないときに行う。

・玩具の電池や部品の誤飲を防ぐために、おもちゃの対象年齢を守る。対象年齢であっても大人の目の届くところで使う。

・身近な危険の例――医薬品の誤飲、ウォータサーバーのお湯でやけど、ベビーカーに指を挟む、ペダルなしバランスバイクでの事故、クローゼット(折 れるタイプ)の扉で指を骨折、自転車(ママチャリ)の車輪に足を挟まれて怪我、ブラインドの紐で窒息、漂白剤を触った手で顔を触り液が目に入る…等。

・パック型洗剤の誤飲やフィルムが破れて洗剤が目や口に入る事故も増えているので注意。

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<参加者の感想>・・・・・・

(パパ)「電池が危険だという認識は、今までまったくなかった。勉強になった」

(ママ)「お風呂に入っているときに、子どもが石鹸を口に入れそうになったことがあった。誤飲の怖さもわかったので気をつけたい」

(ママ)「誤飲してもウンチに出ると思っていた。電池は乾いているのに鶏肉に穴があいてしまうなんて、すごくびっくりした。実験してもらって怖さがよくわかった。気をつけたい」

(ママ)「電池を飲むと危険なことは知っていたつもりだったが、あんなに短い時間でとけてしまうなんて知らなくて、怖いと思った」

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今回参加されて「初めて知った」「驚いた」というパパママがほとんどでした。
子どもの身の回りにある危険については、対処法を知っていることで回避できることが多いようです。
こうした知識をご家庭で役立てるだけでなく、お友達に教えてあげるなど広く伝えていってほしいものです。
電池を子どもの手が届くところに放置しない、道具を使う前には説明書の危険事項には必ず目を通すなど、けして神経質にならず、ポイントをおさえた対処法を心がけていきましょう四葉のクローバー